内容説明
近年、心筋梗塞などの心臓病にかかる人がふえています。心筋梗塞・狭心症は、心臓に酸素と栄養を補給している冠状動脈がつまることによって引きおこされます。本書は、心臓病の専門医である著者自身が、アメリカに向かう飛行機の中で心筋梗塞におそわれた体験をふまえ、何よりも大切な予防と、治療やリハビリの実際、再発予防策などを紹介します。
目次
序章 私の「心筋梗塞」体験
第1章 狭心症と心筋梗塞の症状
第2章 狭心症・心筋梗塞はなぜ起きるか
第3章 狭心症・心筋梗塞の検査と治療の実際
第4章 心筋梗塞を起こした人に―リハビリテーションと再発予防
第5章 狭心症・心筋梗塞の予防
第6章 狭心症・心筋梗塞とストレス対策
あなたの狭心症・心筋梗塞の「危険度」チェック
著者等紹介
春見建一[ハルミケンイチ]
1927年(昭和2年)生まれ。1952年、東京大学医学部卒業。同医学部上田内科医局長、昭和大学医学部教授・藤が丘病院内科医長、国立療養所中野病院院長などを経て、現在、昭和大学客員教授。主な役職として、中央薬事審議会委員、日本心臓財団副会長など。1995年には第58回日本循環器学会会長、第21回世界心電学会会長を努め、現在、世界心電学会理事長。専門著書は多数
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