出版社内容情報
第二次世界大戦中、ナチスから逃れ、隠れ家生活を送ったアンネ・フランク。世界的ベストセラー『アンネの日記』の著者の勇気に満ちた人生の物語。オールカラーのイラストと写真で描く新しい伝記シリーズの1冊。
内容説明
第二次世界大戦中、ナチスから逃れ、過酷な隠れ家生活を生きた若き作家、アンネ・フランク。アンネの勇気に満ちた人生の物語。みなさんはこんなことを知っていましたか?アンネ一家が住む隠れ家は、一見、本棚に見える秘密のドアの奥にありました。アンネの夢は、有名な映画女優かジャーナリストになることでした。
目次
アンネの生い立ち
不吉な予感
アムステルダムへ
立ちこめる暗雲
変化のきざし
押しよせる不安
迫害から逃れて
隠れ家での生活
混乱の時代
希望を持ちつづけて
たち切られた糸
アンネが残したもの
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
退院した雨巫女。
14
《私-図書館》アンネが、時代の中で、あの悲劇をむかえたか、よくわかった。世界史を知りたくなりました。2021/08/08
林檎の葉
2
アンネは、後世で誰にも見せるつもりのなかったプライベート日記が公開され、自身の短い人生が本になって出版されるとは想像していなかっただろう。日記が綴られた時、彼女は思春期ど真ん中。ごくごく個人的な悩みや愚痴、ひょっとしたら空想物語なんかも書き留めていたかもしれない。そういう心の一番デリケートなところが時代を越え、国を越えて晒されて、天国にいる彼女は今頃平静なのだろうか。自分だったら、例えば創作物のプロットなんかが死後誰かに(たとえ親兄弟だとしても)読まれたら耐えられない。死そのものよりも恐怖だ。絶対地縛霊に2020/02/19