内容説明
羊飼いの少年スーフと雪のように白い馬ツァスとの強い絆から生まれた楽器「馬頭琴」。モンゴルに伝わる昔話を、日本人作家藤公之介とモンゴルの画家アルタンホヤグ=ラブサルにより絵本化。朗読と馬頭琴の演奏のCD付き。モンゴル国教育文化科学省から推薦されたはじめての絵本。
著者等紹介
藤公之介[フジコウノスケ]
1941年、宮城県生まれ。作詞家・詩人・脚本家。国際21世紀芸術協会代表
アルタンホヤグ=ラブサル[アルタンホヤグラブサル][ALTANHUYAG Ravsal]
1950年、モンゴル国ウランバートル生まれ。画家。モンゴル画家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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けんちゃん
9
読友さんのご紹介本です。「スーホの白い馬」同様、泣けてしまいます。「スーホ」が線のしっかりした濃い印象の絵に対して、こちらは全体に柔らかいイラスト。今回は図書館での閲覧のみだったので、CDが聞けず、残念。馬頭琴の音色を聞きたいので、そのうち借りて再読します。2010/09/24
杏子
8
読み聞かせ候補2018/03/13
moe
5
あまりにも有名な赤羽末吉さんの「スーホの白い馬」のイメージが私の中に刷り込まれているせいか、どうしても違和感を感じました。こうして較べると、赤羽さんの絵本は、とても洗練されたものなのだなぁと思いました。でも、こちらの絵本の作家、アルタンホヤグ=ラブサルさんはモンゴル人。もともとのモンゴルの人たちには、この絵が自然で、赤羽さんの絵は異国風で違和感を感じるのかもしれません。2010/09/26
喪中の雨巫女。
3
《書店》やはり、権力者の横暴に腹がたつ。 馬頭琴の音が、悲しげに聞こえるのは、このはなしのおかげかな?2012/04/17
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- 和書
- 昭59 不動産六法