内容説明
ひとつ上いく漢字入門 落語で100話。朝日新聞の人気コラム第2弾!読んで笑ってさらに漢字がわかる。読みやすいユニバーサルデザインフォントを本文に使用。
目次
第1章 春―やま里の春のあるじを人とはば おのがたづぬる花とこたへよ(慈円)(美―大きな羊「あんたは偉い!」;抱―この腕にそっと包みこんで ほか)
第2章 夏―夏あさきあをばの山の朝ぼらけ 花にかをりし春ぞわすれぬ(藤原為子)(贔―重荷を一人?で引き受けて;維―リズム整え、いい感じ ほか)
第3章 秋―さえのぼる月の光にことそひて 秋の色なる星合の空(藤原定家)(食―器に盛られたおいしい食材;静―部首が読みも示す個性派 ほか)
第4章 冬―雪降れば冬ごもりせる草も木も 春にしられぬ花ぞさきける(紀貫之)(初―衣類をつくる、その第一歩;雅―気品ある?カラスの鳴き声 ほか)
著者等紹介
笹原宏之[ササハラヒロユキ]
早稲田大学教授。1965年東京都生まれ。博士(文学)。専門は日本語学(文字・表記)。人名用漢字・常用漢字などの制定に従事。『国字の位相と展開』により金田一京助博士記念賞
前田安正[マエダヤスマサ]
朝日新聞東京本社編成局校閲センター長。1955年生まれ、神奈川県出身。早稲田大学卒業、82年入社。東京本社校閲部次長、名古屋本社編集センター長補佐、大阪本社校閲センターマネジャー、用語幹事を経て現職
桑田真[クワタマコト]
朝日新聞東京本社編成局校閲センター員。1984年生まれ、青森県出身。東京大学卒業、2006年入社
わけみずえ[ワケミズエ]
和気瑞江=わけちゃん。東京学芸大学在学中に出会った人形劇から抜け出せず、現在は公演や講習会などをしつつ、イラストの仕事にも携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 和書
- 金色の羽でとべ