出版社内容情報
『新明解国語辞典』を半世紀以上にわたり支え続けてきた著者が、「意味のとらえ方」についてさまざまな角度から提示する一冊。『新明解国語辞典』を半世紀以上にわたり支え続けてきた著者が、「意味のとらえ方」についてさまざまな角度から提示する一冊。長年、外国人に、そして日本人に日本語を教える現場で、そして辞書編集者として、常に言葉の意味について考え、その分析する手を休めることはない。
倉持 保男[クラモチヤスオ]
著・文・その他
内容説明
鬼才でもない奇才でもない著者が、持ち前の直感・山勘を駆使して創造した50年の成果の一端。
目次
「あと(後)」と「さき(先)」
「かもしれない」は50%の確率か
「なければならない」と「なければいけない」
「おざなり」と「なおざり」について
「たま」と「まれ」
「見える」と「見られる」、「聞こえる」と「聞ける」
場所を表す「で」と「に」について
「汗を拭く」と「顔を拭く」
形容詞述語文の構造について―「が」の機能を中心に
日本語教育における類義語の指導〔ほか〕
著者等紹介
倉持保男[クラモチヤスオ]
1934年東京生まれ。東京大学大学院人文科学研究科国語国文学専門課程修士課程修了。その後、千葉大学、群馬大学、慶應義塾大学、大正大学で助教授・教授を歴任。その間、国際交流基金より、タイ国チュラロンコン大学・タマサート大学客員教授、北京・日本語研修センター日本語専家などとして派遣される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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