内容説明
「言語学とは何か」。日本語をはじめとする豊富な例で学べる入門書。基礎を学び、整理できる11のチャプター。学習効果を高め、楽しめる20の「コラム」。
目次
01 構造(音声・音韻)(音声学と音韻論)
02 構造(文法)(形態論;統語論;文章・談話)
03 意味(意味論;語用論)
04 変化(歴史言語学;比較言語学;言語地理学)
05 変異(社会言語学)
06 記録(文字論)
言語研究の歴史
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
coaf
9
言語学において意味はどのように捉えられているのかを知るために購入した。意味についての収穫はほとんどなかったが、言語学の奥深さに触れることができたのは良かった。2013/10/06
中村明裕
2
(#斎藤2010)言語学の大まかな枠組みを、体系立てて余すところなく解説してある。帯の「「言語学とは何か」が分かる本」の看板に偽りなしである。わかりやすくよい入門書だと思う。本書は著者の講義ノートを元に書かれている。私は実はその講義の受講者であった。今まで私が言語学をいくらか勉強したせいでもあろうが、実際の講義よりこの本の方が分かりやすかったように感じる。2012/08/04
Shiro Shibata
1
言語学の各分野のさわりの部分だけを簡潔にまとめた、読みやすい入門書。言語学について広く浅く知るためのもので、各項目の内容は薄いが、読みやすさ、分かりやすさで言えばこれ以上のものはないのでは。各用語には逐一英語訳も付いており、各分野の基礎用語を総覧できる。2015/05/09
じぇにぃ
1
「言語学」と呼ばれる学問にはどのような分野があるのか、ということをざっくり概観できる本だと思う。漠然と言語学に対する興味があって、自分のやりたいことがどの分野に属するのかが知りたかった自分にとってはうってつけの本でありました。2015/05/07
susu
1
初めて読んだ言語学関連書籍の一つだったと思います。今読み返すと内容が薄く、物足りない感が強いです。2014/09/23