出版社内容情報
学習者主体の書道授業をどのようにして実現するか。「お手本主義」を脱却して「思考」や「認知」的活動を取り入れた学習指導のあり方を、著者の中学・高校・大学における豊富な実践研究をふまえて提唱する。
目次
第1章 学習観の変化と授業研究の方向性(芸術科書道における学力とは;書道の学習方法と思考活動との関係;臨書学習と思考活動;学習者主体の学習指導の実際(1)―高校生の場合
学習者主体の学習指導の実際(2)大学生の場合
手書き文字の個性の教育)
第2章 教育機器の活用と書道授業(学習方法の変化と教師の役割;授業への効果的な機器の活用)
第3章 古典作品の基礎的研究(楊淮表紀拓本考異;孔宙碑の校碑;皇甫誕碑の校碑;争坐位文稿拓本考異)
著者等紹介
谷口邦彦[タニグチクニヒコ]
安田女子大学准教授(文学部書道学科)。1960年広島市生まれ。筑波大学芸術専門学群書コース卒業、筑波大学大学院修士課程美術専攻書分野修了後、神奈川県公立高等学校教諭を7年間、広島大学附属中・高等学校教諭を8年間勤め、2003年より安田女子大学勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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