出版社内容情報
中学生の「名詞句」の把握、特に主語を把握するプロセスが3年間の学習とともにどのように変化していくか。中学生の英語学習の実態を縦断的に追いかけた報告書。本研究で使用したテスト問題付き。
目次
1 中学生の主語把握プロセスを追う(定着が見られていない;定着を見るテストを創る―第1次調査;見えてきた実態をさらに追う―第2次調査)
2 Billy’s Test(Billy’s Testの開発―第3次調査;Billy’s Testを実施する;Billy’s Testでわかったこと)
3 教育への提言(英語導入から定着まで)
著者等紹介
金谷憲[カナタニケン]
東京大学大学院人文科学研究科修士課程、教育学研究科博士課程及び米国スタンフォード大学博士課程を経て(単位取得退学)、32年間、東京学芸大学で教鞭を執る。現在はフリーの英語教育コンサルタントとして、学校、都道府県その他の機関に対してサポートを行っている。専門は英語教育学。研究テーマは、中学生の句把握の経年変化、高校英語授業モデル開発など。全国英語教育学会会長、中教審の外国語専門部会委員などを歴任。1986年より3年間NHK「テレビ英語会話1」講師、1994年から2年間NHKラジオ「基礎英語2」監修者
小林美音[コバヤシミネ]
国際基督教大学教養学部、東京学芸大学教育学研究科教育実践創成専攻修了。埼玉県公立中学校英語科教諭として20年間教鞭を執る。平成16年度埼玉県長期研修教員(東京学芸大学にて研修)。埼玉県教育局指導主事、管理主事を経て、現在は埼玉県所沢市立美原中学校教頭。関東甲信越英語教育学会理事
告かおり[ツゲカオリ]
獨協大学大学院外国語学研究科前期博士課程修了。日本学園中学校・高等学校教諭を経て、現在は十文字中学・高等学校教諭。関東甲信越英語教育学会、全国英語教育学会会員
贄田悠[ニエダユウ]
青山学院大学文学部英米文学科卒業。埼玉県飯能市、坂戸市の小中学校を経て、現在は坂戸市立城山中学校教諭。平成21年度埼玉県長期研修教員(東京学芸大学にて研修)。関東甲信越英語教育学会会員
羽山恵[ハヤマメグミ]
東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程(教育学修士)、英国ランカスター大学大学院言語学コース修士課程(MA in Linguistics)及び東京学芸大学大学院連合学校教育研究科博士課程(教育学博士)を修了。立教大学講師を経て、獨協大学外国語学部准教授。研究テーマは、学習者コーパスを用いた第2言語習得過程の観察、習得を困難にする語彙特性の解明、中学生の句把握の経年変化など。全国英語教育学会事務局(研究企画担当)、関東甲信越英語教育学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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