内容説明
日本のことばの研究に古辞書がどのように役立つのか、実際の例を掲げてその利用法を示す。
目次
「闇から牛」―漢字とその訓についての話
酉年のちなみに
明治初期の闕画
随想(退職に際しての口演)
「〓〓」の話
ある擬製漢字についての所感―「裃」と「〓〓」と
書名の読み方
梅の道地
日本のことばと古辞書
漢和といふこと―「聖」の字などについて
漢和事典と国語事典とのあはひ
国語事典を読む―和漢洋にわたる語について
『兵員要語帖』といふ資料
明治五年の「学制」の「仰せ出され書」の本文について
著者等紹介
山田俊雄[ヤマダトシオ]
1922年東京に生まれる。1944年東京帝国大学文学部卒業。日本語の歴史専攻。成城大学名誉教授
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