内容説明
新学習指導要領が「話す・聞く」を強調している中で、あえて「読む」をとらえ直す。子どもたちの「読む喜び」を支援するため「教材研究と発問」「学習指導の方法」「評価」などを実践的に検証し、提言する書。
目次
第1章 これからの「読む」ことの学習(「読む」ことの学習指導の課題;「読む」ことの学習指導の改善 ほか)
第2章 文章分析と発問(国語科教材研究における文章分析;文学教材学習指導における発問の類型と構成)
第3章 「読む」ことの学習指導の方法(中学校文学教材における「第三の書く」;中学校古典学習指導における「視写」の導入 ほか)
第4章 「読む」ことの評価(「評価」のとらえ方;学習目標と評価 ほか)
第5章 経験と学力(国語科学習指導の改善と学力;「実の場」で育つ今日的な力)
著者等紹介
三浦和尚[ミウラカズナオ]
1952年広島市生まれ。1974年広島大学教育学部卒業。広島大学教育学部附属福山中・高等学校教諭。1983年広島大学附属中・高等学校教諭。1991年愛媛大学教育学部助教授。1996年より同教授(1997年4月より4年間、愛媛大学教育学部附属幼稚園長併任。2001年4月より学長補佐併任)。全国大学国語教育学会、日本国語教育学会、日本近代文学会、日本教師教育学会等所属
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