出版社内容情報
高校生に、税金に関わる事例を具体的に解説。所得税、相続税・贈与税、消費税、地方税、そして国際課税を中心に、気になる事例を掘り下げた、授業でも使える17章。税金をより身近に感じる16のコラム、議論を深めるディベート用課題付き。
内容説明
消費税って、なぜ支払うの?相続税よりも贈与税が高いってほんと?住んでいるところで住民税が違う理由は?実例からわかる税金のすべて!!
目次
第1章 総論
第2章 所得税
第3章 相続税・贈与税
第4章 消費税
第5章 地方税
第6章 国際課税
終章
著者等紹介
小塚真啓[コズカマサヒロ]
岡山大学法学部・大学院社会文化科学研究科准教授。京都大学法学研究科博士後期課程修了・博士(法学)。金沢大学法学系准教授を経て、2013年より現職。アメリカ合衆国ヴァージニア大学ロースクール客員研究員(2018年~2020年)。大学入試センター教科科目第一委員会委員(2011年~2013年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yu12418
3
さすがに知っている内容が多かったが、自分が社会人になったばかりの頃は、給料から個人住民税が引かれることすら知らなかったのを思い出した。 税って、生活に直結している割には、学校の授業ではあまり触れられない印象なので、この本に書かれているくらいのことは一般常識として知っておいてもらえるくらいには教育現場で取り上げてほしいなと思った。2023/02/14
むさみか
3
税というとついつい毛嫌いしてしまう または 人に丸投げしてしまう ということが多い私にも 少しは 税って大事なんだな ちゃんと筋が通ってるな と理解できた 取る側の理屈も 取られる側の対策も 分かりやすいと思います2020/10/08
りんふぁ
1
税金について、初めて向き合った。こんなに税金が課せられていたのに、さらに消費税を増額されていたなんて。正直、この本でも難しいのだが、大切で日本の未来にも関わることだからしつこく学びたい。2020/10/23
こうよう
0
税金のことを簡単な説明で書いてあり勉強になった。2022/02/05
電気石
0
高校生のための、とあるが少し難しい部分があったように思う。しかし、高校生だったらこのくらいの知識はあった方がいい、という前提で執筆されたかもしれないと考えると、自分は税金に対する知識をまだまだ得ていないなと思った。執筆者の中に母校の教授がいて、この本に対して親近感を勝手に抱いてしまった。2021/11/06