檻獄都市―中世中国の世界芝居と革命

檻獄都市―中世中国の世界芝居と革命

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  • サイズ A5判/ページ数 684p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784385355634
  • NDC分類 222.04
  • Cコード C0022

内容説明

唐帝国の首都長安の、生と死と再生の物語。7世紀、隋末唐初の中国世界。大らかな明るさの底に伏流する粗暴なる闇の力。中心を失った首都に響きわたる革命の胎動・高祖李淵の騎馬時代からバロック的女帝武則天の祝祭時代へ。死人の都長安から牡丹の花咲き乱れる詩人の都長安へ。移りゆく唐代の社会と文化を、新しい光のもとに照らしだす歴史解釈の極北。

目次

第1章 青春と老年―コスモス崩壊の修復をめぐって
第2章 騎馬の青春と歴史参加―鷹の時代
第3章 尓虞我詐/〓死我活顛末記―杜鵑の時代
第4章 貞観年間世界劇場―鸚鵡の時代
第5章 歴史の影と神話の創作―阿呆鳥の時代
第6章 天可汗の檻獄都市/ネクロポリス複合―幼女時代
第7章 首都の中心紛失と革命の胎動―少女時代
第8章 大周革命遠望―テロル都市洛陽
第9章 弥勒下生のバロック・ユートピア―象徴の森の都

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

∃.狂茶党

19
六部作の五。 参照も増えるし、相変わらず難読漢字が多いしで、脳みそのキャパが足りてない。 せめてもう少し記憶力が良ければ(若ければ)グイグイ読み進めることができるのに。 なんと読むのかわからんけど、この人の業績なとか、以前なんかで出てきたなと、基本的なところで難渋してしまう。 隋の国は、『日出処の天子』の最後のやらかしでお馴染みですね。 唐の国成立のあたり、戦争など武ばった話から、帝国内の権力争いに。 2023/12/27

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