内容説明
原始・古代から現代までの事件や活躍した人物の実像などを、精選60編の史料・記録で解き明かす。
目次
原始・古代編
中世編(義仲の挙兵と頼朝の信濃支配―守護と地頭;諏訪社頭役に参ずる武士―中世の信仰と権力;藤原定家のみた信濃―地頭の成長と荘園公領制;所領をめぐる妻たちのたたかい―中世女性の地位と権利;善光寺と遍歴の人びと―鎌倉時代の民衆 ほか)
近世編(葛山衆の生きる道―兵農分離と豊臣政権;徳川の信濃支配と小藩分立―藩政の成立;市川五郎兵衛の新田開発―近世の村の成り立ち;城下町松本と門前町善光寺―近世信濃の町;木一本首一つ―木曽の林業と信濃の特産物 ほか)
近代編(民衆にとっての御一新―「世直し一揆」と長野県の成立;「教育県」「蚕糸王国」へ―文明開化の表と裏;自由は信州の森林中より萌生す―信州の自由民権運動;3月4月は食いじまい―地主制と農業改良;ああ飛騨が見える―産業革命期の製糸業と女工 ほか)
現代編(長野自由懇話会―廃墟の中から立ちあがる人びと;塩尻村の農地改革―土地を農民の手に;「ケリー旋風」から辰野事件へ―占領政策の転換;200万人の勝利―浅間山米軍演習地化反対運動と「60年安保」;吹き飛んだ就職難―長野県の高度経済成長 ほか)
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- 和書
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