北からの日本史―函館シンポジウム

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北からの日本史―函館シンポジウム

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  • 商品コード 9784385353241

内容説明

日本の歴史を北からの視点で見、捉え直すとき、予想を超えて豊かな日本人の営みが見えてこないだろうか。熱気につつまれた’86年函館シンポジウムをもとに、新編集し、学会はじめ広く読書人に問題を提起する。

目次

研究史の整理と課題
中世の奥羽と北海道―「えぞ」と「日のもと」
教科書問題と前近代史研究の課題
アイヌ民族の権利回復を目ざして
古代蝦夷とその社会
応永初期の蝦夷反乱―中世国家の蝦夷問題によせて(地域・民族・国家の視点について;中世エゾの人名について;文永5年の蝦夷反乱の仏教史的意味)
近世における蝦夷観と「日本風俗」
津軽海峡を挾む地域像(寛文期における「琉球口」と「蝦夷口」;蝦夷船について)
幕府の蝦夷地経営(寛政―文政期)の諸問題(16世紀末「日本図」に見る北方地名;現代に生きる王化思想―東北・北海道の対異民族政策;「アイヌ史」は成立するだろうか;アイヌ民族に対する儀礼支配)

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