内容説明
フランス憲法の「いま」をその歴史的展開をふまえて析出。憲法原理の全般にわたる「憲法伝統」の変容を具体的に詳述し、フランス憲法学の課題を明示する。フランス憲法条文、主要年表、第五共和制歴代大統領・首相、基本用語一覧、憲法院判例索引、人名索引、事項索引を巻末に収録。
目次
フランス憲法を学ぶ意義
第1部 フランス憲法の歴史的展開(フランス革命期憲法―第1のサイクル;19世紀前半の憲法―第2のサイクル;第三共和制憲法・第四共和制憲法―第3のサイクル)
第2部 第五共和制憲法(第五共和制憲法の特徴と展開;統治機構と憲法の変容;憲法院と憲法訴訟の展開;人権原理と憲法の課題)
資料編
著者等紹介
辻村みよ子[ツジムラミヨコ]
東京生まれ、一橋大学法学部卒、同大学院法学研究科博士課程(法学博士)。一橋大学法学部助手、成城大学法学部専任講師・助教授・教授、パリ第二大学比較法研究所招聘教授を経て、東北大学大学院法学研究科教授、東北大学ディスティングイッシュト・プロフェッサー
糠塚康江[ヌカツカヤスエ]
静岡県生まれ、静岡大学人文学部卒、一橋大学大学院法学研究科博士課程(法学博士)。一橋大学法学部助手、関東学院大学法学部専任講師、同助教授を経て、同教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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