内容説明
「人権」について改めて考えるために。主要国の人権保障のあり方を俯瞰することで、日本の人権保障のあるべき姿が見えてくる。本邦初の「比較人権論」のテキスト。
目次
序章 「比較人権論」のすすめ
第１章 人権保障の理念
第２章 イギリス
第３章 アメリカ
第４章 フランス
第５章 ドイツ
第６章 カナダ
第７章 中国
第８章 台湾
第９章 韓国
第１０章 人権の国際的保障
終章 人権保障の現状と日本の特徴
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Masatoshi Oyu
5
英、米、仏、独、中、台、韓の比較憲法就中比較人権保障路。各国憲法の成り立ち、人権保障の仕組み、どのような保障される人権の特徴がまとめられている。 初めて知ったのは、違憲審査基準でダブルスタンダードを使用しているのは米日くらいで、欧州では比例原則や総合考量が中心になっているということ。また、各国の人権保障の仕組みとして司法と立法の対話という方式が広がっていることは興味深かった。2020/03/07
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