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内容説明
交通事故、公害、薬害等、悲惨な人身被害が多発している現代社会。その中で、充分な救済を受けられない被害者が多いという現実がある。これらの被害者が、確実に、かつ公平、迅速に救済を受けられるよう、伝統的な人身被害の損害賠償訴訟を廃止し、社会保障的な救済システムにとって代えようという画期的な制度提案。国際体験豊富な新進気鋭の民法学者が、鋭いタッチで損害賠償法のあるべき像に迫る。
目次
不法行為法の将来構想―損害賠償から社会保障的救済へ(問題提起;現行制度の概観;現行制度の問題点;総合救済システムの提案)
ニュージーランド事故補償法とその運用実態(ニュージーランドにおける問題状況;事故補償法前史;事故補償法の成立;事故補償法の全面改正;今後の展開)
オーストラリア連邦補償法案とその後の展開(オーストラリアにおける問題状況;連邦補償法案の成立とその概要;法案による新提言の問題点と法案の挫折〈1975年〉;労働党の政権復帰〈1983年〉以降の動き;結論)
結章
資料 1982年事故補償法全文翻訳
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