感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
136
平家物語です。テンポがいい文章で私は大好きな部類に入ると思います。岩波文庫で通読した時もそのような感じを受けました。この本は違った意味で勉強になります。かなり時代背景や語句の説明、解説などが極めて参考になります。全部の文章が含まれているわけではないのですが、久しぶりに楽しめました。2016/07/18
tz_tai1229
0
清盛を反面教師にすることで社会で生きていくうえでのヒントや教訓を得られた。それだけでなく祇王や敦盛の段も記憶に残った。そこには、人間の心理や立場が状況によって揺れ動くさまが生々しく描かれていて、文学作品としても味わい深かった。本屋に行くと色んな平家物語がありますが、解説や現代語訳がリズミカルで内容を理解しやすかったことが、何よりもこの本を選んだ理由です。2025/01/03
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