内容説明
フランツ・カフカの人と作品を集大成。小説から草稿・断片までカフカの全作品を最新の資料をもとに解説。機械、健康法、金銭、映画、女性、動物、参歩など多彩な切り口から描きだす「新しいカフカ」。
目次
フランツ・カフカ―人と作品
カフカ文学をめぐる十二章
カフカの作品(小説;新聞・雑誌への発表作;草稿・断片)
カフカ・キーワード
著者等紹介
池内紀[イケウチオサム]
1940年、兵庫県姫路市生まれ。ドイツ文学者。『海山のあいだ』(角川文庫)で講談社エッセイ賞、『ゲーテさんこんばんは』(集英社)で桑原武夫学芸賞、『ファウスト』の新訳(集英社)で毎日出版文化賞、『カフカ小説全集』(白水社)で日本翻訳文化賞
若林恵[ワカバヤシメグミ]
東京生まれ。1997年東京大学大学院博士課程単位取得退学。現在、東京学芸大学講師。ドイツ文学専攻
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