著者等紹介
ブルスィヒ，トーマス［ブルスィヒ，トーマス］ ［Ｂｒｕｓｓｉｇ，Ｔｈｏｍａｓ］
１９６４年ベルリン（東）生まれの作家・劇作家。高校卒業後、建築作業の専門学校に通いながら大学入学資格を取得。以後、美術館の受付、皿洗い、旅行ガイド、ホテルポーター、工場作業員、軍役、外国人ガイドを経て、大学で社会学を学ぶ。大学中退後、コンラート・ヴォルフ映画専門学校で劇作法、演出法を学ぶ。１９９１年、小説『Ｗａｓｓｅｒｆａｒｂｅｎ（水の色）』で作家としてデビュー。映画、演劇、ミュージカルの領域でも高く評価され、１９９９年に映画「Ｓｏｎｎｅｎａｌｌｅｅ（太陽通り）」の脚本でドイツ脚本賞、２００５年カール・ツックマイヤー賞、２０１２年ドイツコメディ賞など、さまざまな賞を受賞している
浅井晶子［アサイショウコ］
１９７３年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科単位取得退学。２００３年、『太陽通り』にてマックス・ダウテンダイ翻訳賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヨシモト＠更新の度にナイスつけるの止めてね
0
ベルリン市内で4キロ以上続くゾンネンアレー大通りを横切るかたちで「壁」が作られ、端っこ60ｍだけが東ドイツになった。「短い方のゾンネンアレー」でドタバタと暮らす人たちの、抱腹絶倒に可笑し哀しい思い出の日々。この本の存在をこれまで知らなかったなんて、大失敗だったな。メルケル首相も、引退したら真っ先に読むだろう、もしまだ読んでいないとしたらの話だが。2021/02/25
