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内容説明
留学生として60年代をパリで過ごし、時を経て日本館館長となった著者が描くフランスの素顔。この国の文化を学び、この地を愛することによって生まれた本書は、期せずして日仏の太く確かな架橋となっている。
目次
日本館からボンジュール―まずは実務のガイドから
1. 日本人とフランス人(多弁と寡黙;車をめぐって;ヴァカンスの楽しみ)
2. 日本とフランスのはざまで(どうなることかパリ日仏文化会館の計画;アルザスの日本人学校;ナント大学認定ドクター論文の怪)
3. プライベート・ライフの愉しみ(頑張れ、パリ=サン=ジェルマン;自然の驚異―アヴェヌ・アルマンとパディラックの深淵;絵皿を求めて3千里)
4. パリの劇場にて(1984年秋―86年春、フランス演劇観たまま;オペラ座の決闘―ベジャール対ヌレーエフ;マナーの悪いフランスの観客)
5. 回想、そしてされどフランス(国際人、樋口富男さんを偲んで;思い出は消えず―1960年、留学の日々;たかがフランス、されどフランス)