出版社内容情報
明日の授業が楽になる!段階的に教える英語ライティング
平成30年の高等学校学習指導要領の改訂により「論理・表現」が導入され、「英語で書く力」を伸ばす指導の重要性が高まっている。しかし、英語4技能の中でもライティングを教えるのは難しいという先生の声は多い。本書では、「叙述文」、「描写文」、「説明文」、「意見文・論証文」の4タイプに基づき、センテンス、パラグラフ、そしてエッセイへと段階的な指導を具体的に提案。また、スピーチやプレゼンテーションなどの発表活動と結び付ける方法、徹夜なしのフィードバックや評価のヒントまでを網羅。長年、高校や大学の現場でライティング指導に携わってきた教育者のノウハウが詰まった一冊。
内容説明
明日からの授業が楽になる!基礎から段階的に教えるライティングの指導書。
目次
第1部 ライティング理論と指導ポイント(ライティング指導の背景と指導ポイント;私たちが考える「書かせる指導」の基本;センテンスから始めるライティング指導;教科書を使った指導)
第2部 具体的な指導案(指導計画の立て方;パラグラフ・ライティングからエッセイへ;発表活動とつなげるライティング指導;フィードバックと評価)
著者等紹介
山下美朋[ヤマシタミホ]
立命館大学生命科学部生命医科学科准教授。関西大学外国語教育学研究科修了。博士(外国語教育学)。専門は、外国語(英語)教育、第二言語ライティング、対照修辞学研究など。近年は、ライティングにおける質的研究に関心が高い
河野円[カワノマドカ]
明治大学総合数理学部教授。University of British Columbia、MA(第2言語教授法)。専門はバイリンガリズム、EAP、ESP。特に複数言語習得と思考力の発達に興味を持つ。2019年度ハワイ大学大学院にて客員研究員としてL2 Writing指導法を研究
長倉若[ナガクラワカサ]
コロンビア大学ティーチャーズ・カレッジ、教育政策研究所上席研究員。コロンビア大学博士課程卒業(認知教育心理学)。専門は、学習心理、教師教育・開発、教育実践効果検証。英語ライティングと思考力の発達を研究。英語教員のためのサイト「eigowriting.com」を主催
峰松愛子[ミネマツアイコ]
上智大学言語教育研究センター講師。コロンビア大学ティーチャーズ・カレッジTESOL(英語教授法)修士課程修了、ニューヨーク州立大学バッファロー校教育学部博士課程に在学中。専門は外国語(英語)教育と教師教育。特に多言語・多文化教育における教員養成に関心がある
山岡憲史[ヤマオカケンジ]
元立命館大学教育開発推進機構教授。専門は英語教育学、英語学。高等学校での英語指導の体験をもとに、中学校・高等学校における4技能伸長のための効果的な英語科教育法について研究。第54回読売教育賞外国語教育部門最優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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