- ホーム
- > 和書
- > 語学
- > 英語
- > 英語発音・ヒアリング
出版社内容情報
英語の発音をどう教えたらいい?
日本人学習者に必要な指導ポイントを詳解
文法指導が苦手という中学・高校の英語教師は少ないのに、発音指導は敬遠される方が多いのはなぜでしょうか。コミュニケーション能力を養成することが求められる今日の英語授業においても、様々なアクティビティでは発音にはほとんど注意を払わずに行われている現状があります。また、小学校の英語活動は音声中心で、児童にモデルを示すことは日本人教師にとって大切なことなのですが、先生方はなかなか自分の発音に自信が持てずにいるようです。このような現状を踏まえ、具体的な発音指導の方法を知りたいという多くの先生方の声からこの発音指導書が誕生しました。
英語活動を実施している小学校教師、中学校・高等学校の英語教師、および教職課程を履修する大学生、英語教育専攻の大学院生などを対象に、英語発音の基礎知識とその指導方法についてコンパクトにまとめています。
通読することも、必要な項目をだけを読む事典的な利用法も可能なように、各項目は見開きで完結するよう構成するとともに、項目間でクロス検索できるよう工夫しています。教室で遭遇するであろう、矯正が必要な音声についても例を挙げ、指導に役立てられるような記述を心がけました。練習用素材は、中学校検定教科書で多く取り上げられている内容語を用いています。できるだけ発音の地域差が少ない語を厳選し、基本的に米語発音を示しました。また、英語の音声・発音の様々な知識をコラムで紹介しています。
英語でのコミュニケーション能力を発揮するために欠かせない、発音の指導に役立つ一冊です。
内容説明
英語の発音をどう教えたらいい?日本人学習者に必要な指導ポイントを詳解。
目次
第1章 発音指導の問題点
第2章 強勢・リズムの指導
第3章 イントネーションの指導
第4章 音声変化の指導
第5章 母音の指導
第6章 子音の指導
巻末付録
著者等紹介
有本純[アリモトジュン]
関西国際大学国際コミュニケーション学部教授。神戸市外国語大学大学院修了、文学修士(英語学)。リーズ大学大学院に在外研究員として留学(音声科学)。専門は英語音声学、英語教育
河内山真理[コウチヤママリ]
関西国際大学国際コミュニケーション学部教授。神戸市外国語大学大学院修士課程修了、兵庫県公立学校教員を経て現職。修士(英語学)。専門は英語教育、音声指導
佐伯林規江[サエキナミエ]
同志社女子大学学芸学部国際教養学科教授。南イリノイ大学大学院修了、ハーバード大学大学院修了。MA(Linguistics)、MEd(Education)。専門は英語音声学、英語教育、異文化コミュニケーション
中西のりこ[ナカニシノリコ]
神戸学院大学グローバル・コミュニケーション学部教授。専門は英語コミュニケーション、英語音声学
山本誠子[ヤマモトトモコ]
神戸学院大学経営学部准教授。神戸市外国語大学大学院修士課程修了、文学修士(英語学)。専門は音声学、英語発音教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。