CLIL 新しい発想の授業―理科や歴史を外国語で教える!?

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  • サイズ A5判/ページ数 207p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784384056679
  • NDC分類 375.893
  • Cコード C1037

出版社内容情報

本書は、CLIL指導にかかわる様々な指導法や指導技術を、外国語を教える教師と教科科目内容を教える教師の双方に説明する、ガイドブック。

CLIL (内容言語統合学習)は、言語に焦点を当てていない教科科目を教える際に、媒体として外国語(英語など)が使われる授業の指導法。
例えば、理科の内容を英語を使って学ぶことを指す。

本書は、CLIL指導にかかわる様々な指導法や指導技術を、外国語を教える教師と教科科目内容を教える教師の双方に説明する、ガイドブック。

【著者紹介】
執筆者一覧

【編著】
笹島茂(ささじましげる)
埼玉医科大学医学部准教授。大学英語教育学会(JACET)理事。ニューイングランド大学 (オーストラリア)応用言語学修士修了。専門は英語教育、外国語教員研修、ESP、言語教師認知研究。CEFR、ELP、CLILなどに関心を持つ。主な著書『言語教師認知の研究』(共著)(開拓社)。

Peeter Mehisto(ピーター・メヒスト)
CLILの学会、セミナー、ワークショップなどの講師として活躍。エストニアとイングランドを中心に、作家、教師教育者、教師として活動。カナダ出身。CLIL指導法の実践に携わり、CLIL普及に関して多くの教師を支援し連携し、CLILに関して多くの経験を有する。主な著書『Uncovering CLIL』(共著)(Macmillan)。

【著】
David Marsh(ディビッド・マーシュ)
CLILという用語を普及し、世界中を飛び回るCLIL推進の第一人者。オーストラリア出身で、フィンランドと英国で教育を受け、現在、フィンランド、ユバスキュラ大学のUNICOMに所属。多くの国でCLILの講演、プログラム開発、調査研究に携わる。主な著書『Uncovering CLIL』(共著)(Macmillan)。

María Jesús Frigols(マリア・ヘスス・フリゴルズ)
スペイン、バレンシア教育委員会アドバイザー。バレンシアの中等及び職業学校を中心としてヨーロッパ各地のCLIL普及に活躍。ECML(ヨーロッパ現代語センター)のCLIL-CDプロジェクトに携わり、また、ESPに関する多くの指導資料作成がある。主な著書『Uncovering CLIL』(共著)(Macmillan)。

斎藤早苗(さいとうさなえ)
東海大学文学部教授。コロンビア大学ティーチャーズカレッジ修士課程修了。専門は英語教育・教授法の研究。特に教員養成や異文化理解教育の領域に関心を持つ。主な著書『英語教育と文化:異文化間コミュニケーション能力の養成(英語教育学大系第3巻)』(共著)(大修館書店)。

池田真(いけだまこと)
上智大学文学部准教授。博士(英語学)。早稲田大学政治経済学部、上智大学文学部卒業。ロンドン大学大学院修士課程、上智大学大学院博士後期課程修了。専門は英語学、英語教育。主な著書は『CLIL(内容言語統合型学習):上智大学外国語教育の新たな挑戦―第1巻原理と方法』(共著)(上智大学出版局)。

鈴木 誠(すずきまこと)
埼玉県立川越女子高等学校教諭。コロンビア大学ティーチャーズカレッジ修士課程修了。2006年フルブライト留学生としてアメリカ研究セミナーに参加。第2回東京大学安田講堂杯争奪英語弁論大会準優勝。CLIL 、スピーチ、レシテーションに関心を示し、高校生英語弁論大会に尽力。

佐藤ひな子(さとうひなこ)
埼玉県立川越女子高等学校教諭。茨城大学理学研究科大学院修士課程修了。生物を教えるとともに教科間連携、CLILに携わる。生物の特に生態学に関心を示す。他教科や他分野との、または身の回りの事象と学問とのつながりを意識し、「つながる、たのしい、わかる」授業を目指す。

Sopia Md Yassin(ソピア・ヤシン)
マレーシア、スルタン・イドリス教育大学(SIEU)准教授。国立こども発達リサーチセンター (NCDRC)所長。前同大学科学技術学部長。専門は構成主義学習、ICT教育、早期科学教育、科学教育言語など。マレーシアの科学教育、CLIL の推進に活躍。主な著書『Monograph: Malaysian CLIL Research Project』(共著)(SIEU)。

Chantal Hemmi(シャンタール・ヘミ)
ブリティッシュカウンシル(British Council)アカデミックアドバイザー。小学校外国語活動教師研修、上智大学文化研究セミナーなどに従事。レディング大学(英国)英語教授法修士課程修了、エクセター大学(英国)英語教授法博士課程修了。専門は英語教育、CLIL など。主な著書「外国人上司とうまくいく英会話」(成美堂出版)。

目次

第1章 CLILとは
第2章 ヨーロッパでのCLILの実践
第3章 アジアでのCLIL
第4章 日本でのCLIL実践
第5章 CLIL推進のために
第6章 CLILが開く生徒の学習

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホシ

10
【ナイス不要】今年の秋にCLILについて発表することになったので、お勉強。先日、読んだCLILの入門書はまだまだ語学教育の範疇に留まる内容の印象だったが、これはCLILの中核的な内容を扱う印象。ヨーロッパでの先進例やマレーシアでの失敗例、日本での実践例など色々なCLILの授業例が報告されてあってイメージしやすい。ナショナリズムが世界を覆う現在において、うちら語学教師が果たすべき使命を考える時、今後の語学教育の分野でCLILは中枢を成す理念と言っても過言ではないように思う。2019/06/10

村上吉文

0
簡単に書評を書きました。 http://mongolia.seesaa.net/article/245989582.html 2012/01/14

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