お皿監視人―あるいはお天気を本当にきめているのはだれか

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お皿監視人―あるいはお天気を本当にきめているのはだれか

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  • サイズ A5判/ページ数 118p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784384055610
  • NDC分類 943
  • Cコード C0098

出版社内容情報

世界的に大人気ミヒャエル・ゾーヴァの挿絵入り。世界の天気を左右する「お天気マフィア」と、4人のドイツの子どもたちとの探偵合戦を描いた、大人のためのファンタジー。

世界の天気を左右する力を持つ「お天気マフィア」と、4人のドイツの子どもたちとの探偵合戦を描いたファンタジー。物語のアイディアのもとになっているのは、ドイツのことわざ『残さずに食べて、お皿を空にしない。そうしないと明日、お天気が悪くなる』です。もちろん、お皿とお天気とがまるで現実に関係あるかのよに解釈して、世界中の天気をコントロールしようと試みる怪しい「お皿監視人(tellerwaechterテラーヴェヒター)」たち。彼らのたくらみを知った、子どもたちは、食事の際に、彼らの予測できない行動をとり、お皿監視人たちを大混乱に陥れます。「お天気マフィア」対子ども探偵団の戦いは‥‥はたしてどんな結末を迎えるのか。

【著者紹介】
著者 ハンス・ツィッパート
1957年ビーレフェルト生まれ。ジャーナリストとして、フランクフルター・アルゲマイネ紙、ヴェルト紙上等に寄稿。機知に富んだ記事・エッセイで評判が高い。特にヴェルト紙の人気コラム『Zippert zappt』は毎日の連載記録が10年を迎え、2007年表彰を受ける(Henri-Nannen-Preisを受賞)。

内容説明

ドイツでは「お皿に食べ物を残すと雨」「お皿をカラにすれば晴れ」と言われています。このお皿とお天気をつなげた言い回しを逆手に取って、お皿監視ビジネスを手がける「お天気マフィア」。彼らはお皿を監視して、思うがままに天候をコントロールしようとします。このたくらみの危険性を見抜いた4人の子どもたちが、お天気マフィアに立ち向かいます。日頃から探偵団を組織している4人が、お皿監視人たちを大混乱に陥れるためにとった戦術とは…!?奇才ハンス・ツィッパートのウィットに富んだちょっと不思議な物語と、世界的に大人気の画家ミヒャエル・ゾーヴァのコラボレーションをお楽しみください。

著者等紹介

ツィッパート,ハンス[ツィッパート,ハンス][Zippert,Hans]
1957年ビーレフェルト生まれ。ジャーナリストとして、フランクフルター・アルゲマイネ紙、ヴェルト紙等に寄稿。機知に富んだ記事・エッセイで評判が高い。ヴェルト紙の人気コラム『Zippert zappt』は連載記録が10年を越え、2007年Henri‐Nannen‐Preisを受賞

ゾーヴァ,ミヒャエル[ゾーヴァ,ミヒャエル][Sowa,Michael]
1945年生まれ。ベルリンの造形芸術大学で芸術教育を専攻。半年間教育に携わったのち、画家、風刺漫画家、イラストレーターとして活動。ベルリン在住

諏訪功[スワイサオ]
1936年東京生まれ。玉川学園高等部、東京外国語大学、東京大学、ボン大学等でドイツ語、ドイツ文学、ドイツ語学を学ぶ。首都圏の諸大学、カルチャーセンターで教えるかたわら、「NHKラジオドイツ語講座」講師、ウィーン大学客員教授、「基礎ドイツ語」編集長を経て、1999年一橋大学名誉教授、2003年~2006年獨協大学特任教授。『バルトルの冒険』(同学社2007。ドイツ文化センター翻訳賞「ダウテンダイ・フェーダー2008」受賞)など、ドイツ語学、ドイツ文学の翻訳などがある

シュレヒト,ヴォルフガング[シュレヒト,ヴォルフガング][Schlecht,Wolfgang]
1950年ドイツ・バイエルン州生まれ。ミュンヘン大学で哲学、東京外国語大学及び東京大学大学院で日本学を学ぶ。三修社でドイツ語教材・辞書の編纂に携わったのち、早稲田大学でドイツ語を教える。現在早稲田大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

97
ミヒャエル・ゾーヴァの絵を楽しみに読んだのですが、いつもの本よりも絵が少なくその点では若干不満が残りました。絵本というよりも中学生以上の子供向きの童話なのでしょう。ただ話は結構楽しく、ドイツのことわざなどをうまく利用したしかも若干皮肉の聞いた物語です。ドイツ人は日本人よりももっともったいないという気持ちが強いと思われます(私のもう何十年前の経験ですが)。それと天気をうまくつなぎ合わせた感じです。2020/01/06

藤月はな(灯れ松明の火)

88
最初にドイツで好き嫌いをする子供たちとお母さんの舌鋒戦で始まり、「飢えている」筈のバングラデシュに送ったら、そこの子供達もその料理は嫌いという、「実情を知らずに偏見で判断し、善意に見立てた行為程、迷惑なものはない」が展開されているのに爆笑。その対比としてのバングラデシュの行為がナイス過ぎる!!そしてケチんぼなジュゼッペさんがピザだけじゃなくてボロネーゼも奢ってくれたのに食べられない子供の腹の虫の音に哀愁を感じる。また、付記の「深い大皿」の部分に「そうなって堪るか!!」という気持ちで食べ尽くしたくなるこの頃2016/05/05

星落秋風五丈原

40
人が毎日食べている食事の残飯で天気が決まってしまうということわざを元に、もし本当にそんな事で天気が管理されちゃったら?というお話。探偵団の名前がウオノメ•タカノメ探偵団(鵜の目鷹の目が元ネタなんだろうなぁ)だったり、本名が似ても似つかない女の子がマリ―・クレールと名乗ったり、くすくす笑わせるネタを仕込みながら、彼等が自分達が食べないご飯を飢えているバングラデシュの子供達に送るが、彼等にとっては有難迷惑だった、というシニカルな場面もあり、子供達に教訓を素直に読み聞かせるタイプの絵本ではない。2017/10/08

TANGO

35
図書館本。ゾーヴァの名前にひかれて貸し出し。ドイツでは、「お皿に食べ物を残すと雨」という言い回しから、不思議な物語が始まって、驚きの結末が待ち受けていた。少年探偵団やお天気マフィアなど、ユーモラスな登場人物たちに、ドイツならではの表現がみえたり、地球温暖化や世界の食料事情なんて壮大なテーマが絡んで、大人が楽しめる1冊。2014/07/17

キジネコ

34
ミヒャエル・ゾーバが挿絵を提供していることを知り読んでみました。ドイツのある街の子供達4人が結成したウノメ・タカノメ探偵団と地球支配を目論む お天気マフィアとの奇想天外な戦いを描いた寓話です。もっと沢山ゾーバの絵が見たいなあ・・・と贅沢な不満を頭の隅で感じながら読み終えました。地球の温暖化と食を題材にした環境提言型のドイツらしい話です。生産と消費の不均衡が供給地と需要地の環境バランスを壊し、地球規模で環境維持リスクを生み出してるよ!と物語は警告しています。面白いけど、幾分中途半端の感、分り難いかなあ。2014/02/16

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