出版社内容情報
誰でも遭遇する可能性のある交通事故の発生時の対応から民事、刑事、行政上の責任まで平易に解説。死亡・傷害・物損の各事故の支払基準や算定方法、示談交渉に不可欠な法律の基本を網羅。自賠責保険、任意保険、健康保険、労災保険の活用まで平易に解説。交通事故発生時の対応、刑事手続き、行政上の責任もわかる。トラブル解決に必携の書。
内容説明
死亡・傷害・物損の各事故についての支払基準や算定方法の基本を解説。自賠責保険、任意保険から健康保険、労災保険の活用まで平易に解説。交通事故発生時の対応、刑事手続き、行政上の責任がわかる。示談交渉、過失相殺と過失割合などのトラブル解決に不可欠な法律知識を網羅。道路交通法など、最新の法改正にも対応。
目次
1 交通事故が発生したらどうする
2 損害賠償の基礎知識
3 傷害・死亡・物損事故の損害賠償額の算定方法
4 示談交渉と保険金請求
5 自賠責保険と任意保険のしくみ
6 ケース別 過失相殺と過失割合
7 自転車の交通ルールと賠償・保険制度のしくみ
8 事故を起こした場合に発生する刑事上・行政上の責任
巻末資料
著者等紹介
森公任[モリコウニン]
昭和26年新潟県出身。中央大学法学部卒業。1980年弁護士登録(東京弁護士会)。1982年森法律事務所設立
森元みのり[モリモトミノリ]
弁護士。2003年東京大学法学部卒業。2006年弁護士登録(東京弁護士会)。同年森法律事務所入所(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nonpono
15
人生で初めての交通事故にあって11日目。無事だったが、何か身体が浮遊している感がある。うまく日常に戻れない。日常にすんと戻れる魔法が欲しい。ふと、交通事故にまつわる法律を知ろうと思った。本書である。非常にわかりやすく法律を、事例を学べた。図も多く、また簡潔である。法律を読んでいると、心が少し落ち着いてきた。面倒くさいと思ってしまう保険や病院の手続きも一歩、一歩進めるよう。1人で抱え込むのではなく、知己に尋ねたり、また本で調べていこう。今回の交通事故、わたしが思うのは、皆様、後部シートベルトを忘れずに。2024/04/18
sumoto
1
新しい本である上、文章の読みやすさ・説明の詳しさ共に素人に丁度よい。 本人ないし近親者が事故に遭った方、お辛い中だとは思います。しかし法律・手続きの知識は少しでもあった方が良いです。この本はそれらを得る力強い助けになることと思います。2024/07/04