内容説明
『ちいさなちいさな王様』で知られるアクセル・ハッケの、文章によるアルバム。ドイツの市井の人々の生活のかけらを、ハッケが丁寧にスクラップしました。
目次
私はドイツ人
役所の風景―父の思い出
マラシェフスキ―二つのドイツのはざまで
ある愛
ドイツの男たちと海
マリエンボルン―国境とは何か
ナマの世界
ハリー―ある俳優の話
ヘルガ―中産階級のトラウマ
笑い〔ほか〕
著者等紹介
ハッケ,アクセル[ハッケ,アクセル][Hacke,Axel]
1956年生まれ。ゲッチンゲンとミュンヘンの大学で政治学を学ぶ。ドイツ・ジャーナリスト学校に通ったのち、81年、南ドイツ新聞社入社。スポーツ(編集)を経て、ルポライターに。コラムでも人気を博した。1990年、「南ドイツ新聞マガジン」の創刊時から執筆メンバー。2000年からフリー、ミュンヘン在住
高島浩[タカシマヒロシ]
1931年生まれ。東京大学経済学部卒。農林中央金庫常務理事を経てマルハ(株)、神奈川工科大学等の役員を歴任。現在同大学評議員、日独協会会員。1970年~71年、ドイツ・ライファイゼン協会(ドイツ・ボン市)に出向。92年~93年、駒沢大学経済学部講師。93年、『シュルツェの庶民銀行論』(東京都信用金庫協会研究センター訳編/日本経済評論社刊)翻訳。94年、前記翻訳に対し、ドイツ協同組合協会により外国人表彰される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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