内容説明
ベルリン在住アーティストによるもうひとつのベルリンガイド。
目次
1 ようこそベルリンへ(ようこそベルリンへ;道を尋ねる;電車に乗る ほか)
2 ベルリンで暮らす(アパートを借りる;食事/生活―朝;食事/生活―昼 ほか)
3 ベルリンで遊ぶ(散歩する;動物園で;映画館で ほか)
著者等紹介
辻ふみえ[ツジフミエ]
東京にて活動していたバンドの解散、結婚を機に2000年2月から夫婦で旅に出る。道中知り合ったドイツ人(なんとみんなベルリン出身だった)と意気投合したのをきっかけに、東南アジア、ネパールを経由した後、旅を中断、ベルリンに辿り着く。同年10月ひょんな出会いからベルリン在住のイギリス人Fleckと知り合いFleckfumieを結成、ベルリンを拠点に音楽活動を再開。2002年、BEAMS RECORDSよりミニアルバム『OUT OF ORDER』(BBR‐C‐6009)、2003年、AFTERHOURSよりフルアルバム『ausland』(AH042)を発表。2003年末にエストニアのレーベルKohvirecordsよりEPレコードを、2004年夏にAFTERHOURSより2ndアルバムをリリース予定。ライブ、レコーディング活動の傍らHPや雑誌のコラム等への執筆活動も緩やかに進行中。現在ベルリンガイドのユニットを結成、Berlinlocalにてベルリンの新しい情報、提案などを提供している
アキ,ハミル[アキ,ハミル][Aqui,Hamiru]
墨による独自の作品を発表する美術家でありながら、ショップやレストラン、出版物などにおける完成度の高いアートディレクションでも注目されている。伝統的な日本の美意識と西洋の影響を受けた現代的な感性を融合させた作品群は、まったく新しい日本の美を生みだしているとともに、先鋭的な思想をも表現。書から出発した表現は墨を用いた平面作品にとどまらず、言葉そのものが持つ意味や形態、音といったものをモチーフにした他に類のない実験的な作品も発表。また、手掛けるアートディレクションにおいては、“名前と空間、モノとの関係性”をコンセプトに斬新なプロジェクトを展開。言葉から喚起される感覚や記憶、風景、ユーモアなどを総合的にひとつの環境として表現している。前衛的でありながら流行に左右されない空間やプロダクトには、アーティスティックな感性が色濃く反映されている
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