内容説明
湾岸戦争、ボスニア内戦、チェチェン紛争、NATO軍のコソボ空爆など、20世紀末の激動の時代を疾走した男たちが体験した衝撃の数々。スパイ容疑、拉致監禁、化学兵器の攻撃、地雷原侵入など、歴史の舞台裏に秘められたストーリーを写真とともに描ききる。
目次
戦友が死体になる瞬間(チェチェン紛争95年2月)
空爆下のユーゴスラビア突入(コソボ紛争99年4月)
戦場行き特別便(パナマ侵攻89年12月)
密林の猛者を追い求めて(自由アチェ運動99年12月)
セルビア警察に拘束される(コソボ紛争98年8月)
湾岸戦争開戦前夜(イラク・クウェート湾岸戦争91年1月)
コスタリカ幽囚(中米諜報戦争88年7月)
砲撃と空爆のチェチェン(チェチェン紛争95年2月)
血まみれの生還(ボスニア・ヘルツェゴビナ内戦92年6月)
エルサルバドルの市街戦(エルサルバドル反政府デモ88年9月)
内戦未だ終焉せず(ボスニア・ヘルツェゴビナ内戦終焉後98年9月)
銃口と死臭(ソマリア内戦92年8月)
消息を絶った友人(NATO軍ユーゴスラビア空爆99年5月)
著者等紹介
黒井文太郎[クロイブンタロウ]
1963年福島県生まれ。講談社、共同テレビジョン等を経てジャーナリスト。ニューヨーク、モスクワ、カイロを拠点に戦場取材多数。月刊『軍事研究』で国際情報欄を担当するほか、主な著書に『紛争勃発』(宝島社文庫)、『世界のテロと組織犯罪』(ジャパン・ミリタリー・レビュー)などがある
加藤健二郎[カトウケンジロウ]
1961年、尼崎市生まれ。建設技術者として東亜建設工業に勤務し、港湾施設などの仕事に携わるが、1988年に退職して海外の戦場を目指す。傭兵を志願したものの近眼のために不採用となり、戦場カメラマンとして戦場へ行く手段を採る。以後、中米、アフリカ、中東、旧ユーゴ、チェチェンなどへの戦場詣でを繰り返す。戦場突入回数74回、戦闘に遭遇すること25回。負傷3回。著書に『35ミリ最前線を行く』『戦場へのパスポート』などがある
村上和巳[ムラカミカズミ]
69年宮城県生まれ。中大卒。ジャーナリスト。バルカン地域、インドネシアの取材を得意とするほか、国内では在日米軍や医療問題の題材などを得意とする。別冊宝島、軍事研究などで執筆をしている
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