イギリスの風景―たゆたう光と影

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 234p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784384024470
  • NDC分類 302.33
  • Cコード C0095

目次

第1章 遙かなり、ケンブリッジ(ケンブリッジ大学留学の架け橋;同窓会館の屋根裏暮らし ほか)
第2章 オックスフォード点描(旅立ち;デイ博士の研究室でコークウェル副学長を待つ ほか)
第3章 旅二題:古都バースとコッツウォルズの誘惑(「風呂に入る」のルーツを訪ねて;時がゆっくりと流れる蜂蜜色の村々)
第4章 イギリスの社会を解剖すれば(イギリスの産業社会と高等教育の変容;名誉博士号を拒否されたサッチャー元首相 ほか)
第5章 有色移民の多様な人種関係(有色移民による人種暴動の実態と背景;政府による人種差別への取組み ほか)

著者等紹介

巻口勇次[マキグチユウジ]
1934年生まれ。東京教育大学(現・筑波大学)卒業。常葉学園大学外国語学部元教授。同大学院研究科長。専門はイギリス地域研究(特に、階級・人種・教育問題)。ケンブリッジ大学英文学部聴講生、オックスフォード大学ユニヴァーシティ・コレッジ客員研究員としてイギリス社会と文化の実際に触れる。(社)日本時事英語学会・第9代会長。現在、同学会評議員。静岡県立大学大学院、北陸先端科学技術大学院大学などでも非常勤として教壇に立つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

timeturner

1
1960年代のケンブリッジで偶然にフォースターと出会い、話をしたというエピソードに羨望のまなざし。2012/11/03

志村真幸

0
 著者はイギリスの地域研究を専門とし、とくに階級や人種、教育問題を扱ってきたという。  本書の前半は、留学中の体験や交遊などを軽い筆致で綴ったもの。読みやすくおもしろい。作家のフォースターと会ったことや、ボドリアン図書館へ通いつめた日々、イギリスの大学のチューターという制度についてなど。  後半は人種問題。旧植民地からの流入と、もともとの国内の階級問題がからみあい、きわめて複雑な様相になっているのを、ていねいに解きほぐしている。  イギリス文化論のエッセイは数多くあるが、出色の一冊だろう。 2022/03/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2190885
  • ご注意事項

最近チェックした商品