ベルリンのモダンガール―一九二〇年代を駆け抜けた女たち

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  • サイズ B6判/ページ数 302p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784384021301
  • NDC分類 367.234
  • Cコード C0070

出版社内容情報

ワイマール時代のベルリンに開花した、写真・小説・ダンスなど、女性による文化を紹介。

内容説明

ワイマール時代のモダンガールはオフィスへ、夜の街へと駆け回る。そして「新しい女たち」は時代の振動となってメディア社会を貫き、女性と男性のボーダーを揺るがせる。

目次

序章 駆ける―ベルリンのモダンガール
第1章 観る、演じる―モダンガールと映画
第2章 装う―ファッション雑誌の描く「新しい女」
第3章 書く―モダンガールと「書くこと」
第4章 アートする―テクノロジーと「新しい女」の相互浸透
第5章 踊る―自己創出と自己喪失のはざまで
第6章 集う―ベルリンに花開いた「女ともだち」のサブカルチャー

著者等紹介

田丸理砂[タマルリサ]
1963年生、東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。明治大学他で非常勤講師。専門はドイツ文学、ジェンダー論

香川檀[カガワマユミ]
1954年生、東京大学大学院博士課程満期退学。COE特任研究員/城西国際大学非常勤講師。2004年春より武蔵大学人文学部比較文化学科助教授。専門は表象文化論
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

nranjen

2
図書館本。シンポジウムが基になっているらしく、いくつかの論文によってワイマール共和国時代の「新しい女」について述べられている。作家、写真家、ダンス「女ともだち」の集う店など、当時のベルリンの独特なそれも10年ほどのはかない陽炎のような「ムード」を伝える状況が分析されている。非常に有意義な本。2021/02/09

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