出版社内容情報
ワイマール時代のベルリンに開花した、写真・小説・ダンスなど、女性による文化を紹介。
内容説明
ワイマール時代のモダンガールはオフィスへ、夜の街へと駆け回る。そして「新しい女たち」は時代の振動となってメディア社会を貫き、女性と男性のボーダーを揺るがせる。
目次
序章 駆ける―ベルリンのモダンガール
第1章 観る、演じる―モダンガールと映画
第2章 装う―ファッション雑誌の描く「新しい女」
第3章 書く―モダンガールと「書くこと」
第4章 アートする―テクノロジーと「新しい女」の相互浸透
第5章 踊る―自己創出と自己喪失のはざまで
第6章 集う―ベルリンに花開いた「女ともだち」のサブカルチャー
著者等紹介
田丸理砂[タマルリサ]
1963年生、東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。明治大学他で非常勤講師。専門はドイツ文学、ジェンダー論
香川檀[カガワマユミ]
1954年生、東京大学大学院博士課程満期退学。COE特任研究員/城西国際大学非常勤講師。2004年春より武蔵大学人文学部比較文化学科助教授。専門は表象文化論
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。