目次
第1章 政治的社会の諸基盤(皇帝と帝国;諸侯と領邦;貴族と騎士 ほか)
第2章 生活条件と生活様式(暦、時間の尺度、世代、生活リズム;家、農家、村、ブルク、都市における活動範囲の拡大;武器、軍事、戦争 ほか)
第3章 教会、宗教、聖職者の生活(教会と修道会、司牧と説教;聖人崇拝、巡礼、兄弟団、免罪;精神思潮と宗教運動)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
人生ゴルディアス
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            1250年のシュタウフェン朝没落からの、中世後期のドイツの文化について。自分が事典などにあたってないせいか、「選帝侯」とか「ミニステリアーレン」とか「騎士」とか、「神聖ローマ帝国」とか「レーン」とか、ニュアンスはわかるけどまったく説明できない単語があった。それが、本書では説明がついていて助かった。けど、結局、わからないのは私が悪いのではなく、そもそも概念があいまいなのだと書かれているものもあってほっとした。政治システムなどは歴史的文脈から語られていて、すごく理解がしやすい。また翻訳が丁寧でとてもよかった。2012/01/22
          
        彬
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            項目ごとに取り扱われた中世ドイツの説明はとても分かりやすかった。大きく分けて政治、生活、宗教の三つを扱っており、これ一冊を読むだけで中世のドイツがどんなところだったのかだいぶ想像できるようになる。こういう本がもっと増えてくれればいいのに。2010/03/10
          
        

              

