内容説明
本書は現代ドイツ文学史でもあり、また、文学の視点から見た現代ドイツ史のようなものでもあるが、現代ドイツの社会的・政治的事件を歴史書のように記述しようとするよりもむしろ、そうした事件に人々が何を感じ、何を考えたかを、作家たちの発言や行動をとおして垣間見ようとするものである。
目次
序章 東西ドイツの成立まで―一九四五~四九年
第1章 グルッペ四七とアデナウアー時代
第2章 革新政権の誕生―アンガジュマンと学生運動
第3章 ウルブリヒト政権下の東ドイツ
第4章 現実への新たなアプローチ
第5章 反核平和を目指して―東西ドイツのイニシアティヴ
第6章 保守リベラルの復活
第7章 ホーネッカー政権下の東ドイツ
第8章 ドイツ再統一とその後
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