死ぬときはひとりぼっち

死ぬときはひとりぼっち

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  • サイズ B6判/ページ数 423p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784383024938
  • NDC分類 933

内容説明

ある雨降りの晩、海にむかって走る赤い路面電車の車中には、その街に住む売れない探偵小説作家の「私」が乗っていた。背後の席から酒臭い息とともに、男の呻き声が彼を襲う。「死ぬときはひとりぼっちだ!」その呻き声を聞いた同じ夜、私は、街の運河に浮かぶ動物園のライオンの檻のなかに死体を発見した。次々に住人を襲う謎の死と失踪。そして、男の残していった呻き声との関係は…。時は、1949年。南カリフォルニアのさびれた海辺の街、ヴェニス。崩壊寸前の海上公園と、朽ちかけたアパートに棲む人びとの、暗い過去と現在の狭間を縫うように、主人公の「私」と中年刑事が謎を追っていく。米国の作家に多大な影響を与えただけでなく、あのスピルバーグが「私のパパ」と呼んだブラッドベリが、十年ぶりに書き下したハードボイルド探偵小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tai65

3
星3・52018/01/09

camus

1
レイブラッドベリの若き日の自分をモデルにしたサスペンス。表現の妙とサスペンスの内容がいまいち噛み合わず、山場もひねりも特になかった。「一所懸命考えれば考えるほど仕事の結果はよくないんです。大事なのはいつも考えることだとみんな思っているでしょう。ぼくはまず感じて、それを書いて、また感じて、それを書いて、一日の終わりに初めて考えます。考えるのは一番最後なんです。」2015/11/27

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