出版社内容情報
人間力や営業力に頼って経営を行い、会社の数字に関することは税理士や経理担当社員に任せっきりにしてしまっている経営者は思いのほか多いものです。しかし、社長がお金の流れを理解していないと、税理士、銀行、経理社員、保険会社などが提案する内容をそのまま採用しがちであり、社長自身が財務戦略を持つことはできません。
とはいえ、忙しい中小企業経営者には、決算書の読み方や財務を1から学び直す時間はありません。本書では、中小企業オーナー社長を対象に会計・財務コンサルティングに従事してきた著者が、社長が必要なポイントだけを伝授します。教科書的に財務まわりのすべてを理解するのではなく、経営者目線で必要なポイントを押さえることだけを目指すものです。
①自社の状況を簡素化して把握する【ミニマム式健康診断法】
②お金の流れを可視化する【自社の手取り額を知る】
③解決策とアクションプラン【「守り勝つ」ための課題解決法】
この3つのメソッドを活用し、「売上はそのままでも会社に残すお金を増やす」方法を指南します。
第1章 会社の利益を3倍にするために必要な3つのこと
1.自社の状況を簡素化して理解する【ミニマム式健康診断法】
2.お金の流れを可視化する【自社の手取り額を知る】
3.解決策とアクションプラン【「守り勝つ」ための課題解決法】
第2章 あなたの会社が変われない原因はどこにあるのか
1.「決算書」と聞くだけで心が折れてしまう
2.「お金を管理するより売上を増やした方が早い」と考えている
3.専門家の助言を鵜呑みにしてしまう
4.専門家に依存し過ぎている
5.おいしそうな情報に振り回される
6.数字を把握できる体制が整っていない
第3章 自社の状況を簡素化して理解する【ミニマム式健康診断法】
1.身長測定(売上規模)
2.体重測定(借入金)
3.胃カメラ(会社の評価額を把握する)
4.診断結果(現在地)はどう変わったか
第4章 お金の流れを可視化する【自社の手取り額を知る】
1.あなたの会社はいくら稼いでいるのか
2.借入のバランス(メタボ診断)
3.会社は手取り額の範囲内で生活できているのか
4.現状の負荷診断
5.予算と手段の選択肢
第5章 解決策とアクションプラン【「守り勝つ」ための課題解決法】
1.目指すゴールと手段を考える(具体的な経営計画のつくり方)
2.経営計画をつくる上での基本的な「考え方」
3.資金計画の立て方
4.チェック体制の構築(経営計画を生かす方法)
内容説明
なぜ?数字が腹落ちしないのか。中小企業の経営はお金が10割!
目次
第1章 会社の利益を3倍にするために必要な3つのこと(自社の状況を簡素化して理解する“ミニマム式健康診断法”;お金の流れを可視化する“自社の手取り額を知る” ほか)
第2章 あなたの会社が変われない原因はどこにあるのか(「決算書」と聞くだけで心が折れてしまう;「お金を管理するより売上を増やした方が早い」と考えている ほか)
第3章 自社の状況を簡素化して理解する“ミニマム式健康診断法”(身長測定(売上規模)
体重測定(借入金) ほか)
第4章 お金の流れを可視化する“自社の手取り額を知る”(あなたの会社はいくら稼いでいるのか;借入のバランス(メタボ診断) ほか)
第5章 解決策とアクションプラン“「守り勝つ」ための課題解決法”(目指すゴールと手段を考える(具体的な経営計画のつくり方)
経営計画をつくる上での基本的な「考え方」 ほか)
著者等紹介
梅村尚樹[ウメムラナオキ]
UKパートナーズ代表取締役。中小・ベンチャー企業CFO。会計系コンサルティング会社にて中小企業オーナー社長を対象に会計、財務コンサルティングに13年間従事。2012年に独立。全国で累計1,000社を超える企業の決算書を分析・指導した経験から、多くの社長が決算をほとんど読めないことを痛感。会社の数字をとにかく簡素化して必要なポイントだけを押さえるメソッドを確立。累計で500社を超える会社に指導した実績を持つ。財務戦略指導を中心にM&A、IPO、事業再生等の支援も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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