内容説明
日本中で行われている研究授業と研究協議の方法は「イジメじゃないですか!?」若い教師のひと言から始まった研究授業と研究協議の大改革。「授業者を傷つけない振り返り会」や「授業見学用ワークシート」等の発明は、教科を超えて「授業」を中心にした「対話的な学び」を実現しました。
目次
1章 越ケ谷高校授業研究委員会物語―困難を様々な発明で乗り越えた4人の物語(プロローグ;仲間との出会いが創り出した活力;「研究授業・研究協議はイジメですよ!」 ほか)
2章 「振り返り会」の進め方(「授業者を傷つけない振り返り会」の目的と特徴;「振り返り会」の特徴;開始終了の時間を守る ほか)
3章 現場に応じた様々な工夫と気がかり(授業見学週間を活性化した「見に来てくださいカード」;教員同士の対話を促進したクリップボードなどの工夫;「振り返り会」を設定しない方法 ほか)
著者等紹介
小林昭文[コバヤシアキフミ]
埼玉大学理工学部物理学科卒業。空手のプロを経て埼玉県立高校教諭として25年間勤務して2013年3月に定年退職。高校教諭として在職中に、カウンセリング、コーチング、エンカウンターグループ、メンタリング、アクションラーニングなどを学び、それらを応用して高校物理授業をアクティブラーニング型授業として開発し成果を上げた。退職後、河合塾教育研究開発機構研究員(2013年4月~)、産業能率大学経営学部教授(2014年4月~)などの立場で実践・研究しつつ、年間100回前後のペースで高校などの研修会講師を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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