内容説明
頼るべきはキミ自身。「自律型学習者」になろう!自分で「問い」を作り「答え」を探すだけで、入試改革も働き方改革も乗り越えられる。「教えない授業」から生まれた幸せになる勉強法。
目次
1 学校は時代に取り残されている(今の学校システムは社会で通用しない;不登校生が感じている学校への違和感 ほか)
2 自律型学習者を生む授業(「問い」を見つけて自分で答えを探す;学びはジグソーパズルのようなもの ほか)
3 自律型学習者になる方法(日常生活の中で「問い」をたくさん作る;「開かれた問い」を意識的に作る ほか)
4 自律して学び続ける方法(4つのマインドセット;自分を許す「Forgiveの精神」 ほか)
5 自律型学習者が幸せを作る(自律型学習者は入試の変化にも対応できる;2020年度からの入試改革も大丈夫 ほか)
著者等紹介
山本崇雄[ヤマモトタカオ]
1970年東京都生まれ。東京都立武蔵高等学校・附属中学校指導教諭。2017年には、新しい教育のあり方を提案するプロジェクト「未来教育デザインConfeito」を設立。講演会、出前授業、執筆活動などを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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麗子
1
「自律型学習者」とは何か・「自律型学習者」になるにはどうしたらよいか、が分かりやすく書かれている。高校生に向けて語りかけるような書き方なので、具体的内容は小2の娘にはやや早すぎるかなと思えるが、エッセンスとしてはとても有用。大人なのに未だに「自分のやりたいことがわからない...」という状態であるわたしにとっても読んでよかった^_^2022/12/18
ta_chanko
1
同じ年齢の子どもたちを集めて、画一的に同じことを学ばせるのは、もう限界に来ている。そんなことをすれば、少数のできる子と、多数のできない子が生み出され、できない子は学習意欲を失っていく。自ら学び、子どもたち同士が学び合う機会をつくるのが学校の役割。大人が子どもたちの能力やエネルギーを抑え込んではいけない。最大限に引き出す工夫を。2019/09/30
たにゅん
1
斬新なタイトルですが、現役教員が書いています。主体的に学べるよう育てる工夫が具体的に書かれていて、とても勉強になりました。保護者の方にも読んでもらう価値あり。2019/05/04
Tsuneyuki Hiroi
1
一気に読んでしまった一冊。要するに主体的な学びとは何かについて書かれてあると思う。自分で課題を見つけて、自分でその解決に向かおうとする営みをそういうのだが、がっこう、教師のこれからの存在意義とはなんぞや?と改めて考えざるを得なくなった。2019/02/28
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