内容説明
日常生活の中でおこるさまざまな工夫やひらめき。その内容を特許にしてみたいと思いませんか?「特許をとるにはどうすれば…」「特許をとるのはお金がかかるんでしょ」と考えている皆さんはぜひ本書を手にとって見てください。誰でもできる特許ビジネスの世界がそこには広がっています。
目次
第1章 学校では教えてくれない 特許の世界:基礎編(実は身近なものなんです…特許のいろは;気をつけよう!特許の特徴 ほか)
第2章 やってみよう!あなたの発明:実践編(発明は何から生まれるか;脳に汗かく時代1 ほか)
第3章 チャレンジです!:手続編(全体像をつかみます;こうすればスムーズ ほか)
第4章 エキサイティング!:中間手続編(中間手続きこそが本番です;審査で行われること ほか)
第5章 ビジネス編:特許になったなら(マーケティングを考える;販路を考える ほか)
終わりに 私の出願奮戦記
著者等紹介
八木彬夫[ヤギアキオ]
1960年生まれ。大学卒業後生命保険会社、外資系コンサルティング会社、飲食店経営、行政書士などを経て、現在に至る。十代よりクラシック、ビートルズなどの音楽に親しみ、自らも多くの楽器を演奏する。現在も仕事に傍ら、演奏活動を行っている。取得した特許は楽器演奏に用いるものが多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
suoyimi
2
特許の申請というと、かなり専門的で自分ひとりで申請するのは無理だと思っていました。本書では弁理士さんの無料相談を活用しながら、ひとりで申請する方法を紹介しています。 請求項の書き方は非常に難しいため、弁理士さんの無料相談を是非とも活用した方が良いと著者は指摘しています。請求項をうまく書けないと弱い特許になったり、拒絶査定される可能性が高いといいます。 日ごろから不平不満をまとめておくと特許アイディアにつながるそうです。2019/03/13
pecota
0
仕事でなかなかし進歩性のある案を出せず苦労してるので読んでみた。特許取得に至るまでの過程と、取得後の商品化などについての一連の手順が経験を踏まえて書かれており読みやすかった。出すコツはなかなか載っていなかったが進歩性が一番難しいという表記に少し安心した。著者の作ったピックを見てみたいが全然情報がネットにないので残念。2022/03/17
微風
0
大変、特許申請について分かりやすいためになる1っ冊でした。他の特許の本とは違う視点で書かれれ、申請のハードルを下げてくれました。特に、強調されていた無料相談にはおどろきでした。しかし、やはりこのレベルでと思われてしまうのが怖い私でした2019/11/15