内容説明
家族や友人ががんになったとき、どのようにしたら心に寄り添うことができるのか。その疑問に答えるため、多くの症例に基づき患者の心理を明らかにした。
目次
第1章 限りある命
第2章 受容を越えて
第3章 喪失の葛藤
第4章 治療前の精神的崩壊の危機と回避
第5章 治療後の精神的崩壊の危機と回避
第6章 治療後の精神的崩壊の危機からの解放
第7章 最愛の人を亡くした人のために
著者等紹介
小久保正昭[コクボマサアキ]
1952‐。一橋大学卒業後、松下電器産業(株)、埼玉県庁を経て、現在、産業能率大学及び自由が丘産能短期大学の兼任教員。埼玉県庁在職中に筑波大学、東京成徳大学の夜間大学院でカウンセリングと臨床心理を学ぶ。博士(心理学)。専門は健康心理学、ストレス心理学で、がん患者の心のケアに取り組んでいる。日本心理学会、日本カウンセリング学会、日本質的心理学会の会員。日本カウンセリング学会の編集委員も歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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