内容説明
補助機能業務を徹底的に改善し、基本機能業務に集中させる。組織のモチベーションを効果的に高める。IT投資を最大限に活かす。本書は間接部門を合理化することが目的ではなく、成熟した企業のさらなる財務的競争優位性を創り出すことが目的である。そこでターゲットになるのが、機会利益が科学的に測定できる間接部門であり、実際にはまだまだ経営業績に寄与できる余地が含まれていることと、IT化によってその余地が見えなくなってしまっていることを今一度振り返る。
目次
序章 日本企業のこれまでとこれから
第1章 経営を継続させるために生産性を向上させる
第2章 効率性を向上させるために機会利益を作る
第3章 事例紹介
機会利益と業務内容
第4章 機会利益を実益に変える
第5章 生産性向上のために注意する4つのポイント
著者等紹介
坂本裕司[サカモトユウジ]
1973年奈良市生まれ。甲南大学経済学部経済学科卒業後、鐘紡株式会社(現:クラシエHD株式会社)入社(1996)。英国ノッティンガム大学経営大学院へ自費留学、修士課程修了:MBA(2001)。帰国後、独立系コンサルティング会社コンサルタントを経て、2003年に独立、現在に至る。現在、カタナ・パフォーマンス・コンサルティング株式会社(KPCI)取締役。専門は、W HPT(Human Performance&Productivity Technology)。「生産性=効果性×効率性」と定義し、知識労働従事者であるホワイトカラーを対象にした“効果性”向上マネジメント技術:Per HPT(Human Performance Technology)、及び、“効率性”向上マネジメント技術:Pro HPT(Human Productivity Technology)を開発し、ホワイトカラーの生産性向上に関するマネジメント・コンサルティング活動、並びに、マネジメント担当者の育成活動を、国内、欧米、アジアを中心に展開。ISPI(International Society for Performance Improvement:米国本部:ホワイトカラー生産性向上研究団体:1962設立)の日本支部プレジデントも務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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