内容説明
産業革命以来、技術革新を繰り返し、加速度的に発展を続けてきた20世紀の科学文明にかげりが見え始めた。果たして、われわれ地球人類に未来はあるのか。本書は、情報・医学・宇宙開発といった分野に焦点をあて、未来学者・社会学者の未来予測の検証とともに、二一世紀のハイテク地球社会のあり方を問う。
目次
第1章 失われた未来
第2章 神話的情報―コンピュータのこけおどし
第3章 地に落ちた宇宙
第4章 気球に戻れ
第5章 素材、本来の姿に
第6章 命長ければ…苦痛多し
第7章 科学者はまだ必要か?
第8章 冷酷な歴史のサイクル