内容説明
業界の現状を冷静に分析し、今後を大胆に予測する。業界各社首脳や関係者への徹底取材を通じて、本音に迫る。各社の生き残りを賭けたリストラの驚くべき中身とは。各社の販売面から見た生き残りの条件を徹底検証。
目次
１章 瀬戸際に立った自動車産業（日本経済の牽引的役割に危機；スクランブル化する国際資本提携；欧米メーカーに狙い打ちされる日本市場）
２章 明暗分けた宿命のライバル（不動の首位、トヨタ自動車の“強さ”と“良さ”の経営；ライバルだった面影すらない日産自動車の凋落）
３章 横並びに終止符打った三位グループの盛衰（販売不振のなか、ひとり快走を続ける三菱自動車工業パワーの秘密；路線転換をはかった本田技研工業本当の狙い；三位グループから脱落したマツダ転落の構図；乗用車から撤退した、いすゞ自動車名門復活へのシナリオ；“田舎企業”と謙遜するスズキ超優良トップダウン経営）
４章 三年後の自動車業界勢力地図はこうなる（流通戦争が予見する優勝劣敗の構造；明確になった“総合型経営”の勝利、“開発型経営”の敗北）
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