内容説明
一人の人間の評価が決まり、心豊かな人生が送れるのは、イザという一大事に際して、どのような行動を取るかによる。晩節を汚した著名人の何と多いことか。本書は歴史上の人物を例にとり、出方、進み方、退き方等、人生の転機に下した決断が、その後の人生にどう影を落としたかを興味深く詳述したものである。長年のコンサルタント活動を通してさまざまな会社の人事に関わり、数多くの人々の決断と行動を見てきた著者が説く、出処進退の心得。
目次
第1章 “イザ”という時の感銘を与える行動
第2章 日本人が好む人物像
第3章 見事な出処進退の条件
第4章 引き際の過ちは、それまでの人生を“無”にする