内容説明
本書では、自動車の走行力学と性能に関する基本的な原理と理論の理解を目的としている。また、「走る、曲がる、止まる」という、自動車の基本となる機能と技術を中心に記述する。新しい技術についても記述を行った。例えば今日は、ドライビングシミュレーターを用いた研究開発が盛んになってきており、その内容についても記述を加えた。
目次
第1章 タイヤの力学
第2章 操縦性・安定性
第3章 乗り心地・振動
第4章 制動性能
第5章 走行抵抗と動力性能
第6章 新しい自動車技術
第7章 人‐自動車系の運動
著者等紹介
野崎博路[ノザキヒロミチ]
1955年1月宮城県塩釜市生まれ。1980年3月芝浦工業大学大学院工学研究科機械工学専攻修士課程修了。1980年4月日産自動車(株)車両研究所等にて操縦安定性の研究に従事。1985年7月日産アルティア(株)出向、開発部主担、サスペンションチューニング装置等の開発に携わる。2001年3月芝浦工業大学より論文博士号を取得(工学博士)。2001年4月近畿大学理工学部機械工学科、助教授
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