内容説明
新幹線生みの親である島秀雄氏については幾つかの書物で紹介され、遺稿集も刊行されている。しかし、実際の開発の過程についてはあまり紹介されていない。本書では新幹線がどのようにして開発され、高いパフォーマンスを実現したのか、そのルーツをたどるとともに、現在の新幹線電車について紹介する。
目次
第１章 新幹線前史
第２章 新幹線各線の概要
第３章 電車の概要
第４章 電気軌道総合試験車
第５章 地上設備
第６章 車両のメカニズム
第７章 車両保守
第８章 海外高速鉄道との比較
著者等紹介
佐藤芳彦［サトウヨシヒコ］
１９４５年生まれ。１９７１年東京工業大学大学院修士過程終了（制御工学専攻）。１９７１年日本国有鉄道入社。１９７７年車両設計事務所補佐（電気車）電気機関車およびＡＴＣ、ＡＴＳの設計に従事。１９８１年小倉工場車両第一課長。１９８３年工作局修車課補佐。１９８６年車両局管理課補佐。１９８７年東日本旅客鉄道株式会社投資計画部担当課長。１９８９年運輸車両部車両課長。１９９０年パリ事務所次長。１９９４年パリ事務所長。１９９６年運輸車両部担当部長。２０００年東日本トランスポーテック取締役
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