内容説明
ジュニア期の子供たちは、スポーツに全く縁がないグループと、逆にどっぷり浸かっているグループの2つに分けられます。前者は、肥満や生活習慣病の予備軍となりやすく、後者は運動によって外傷や障害を生じたり、燃え尽き症候群など精神的なダメージを受けやすくなっています。本書では、スポーツをすることによって発生するケガや障害について、部位別に詳しく解説します。
目次
序 最近よく見かける典型的な4つの例(“勝利至上主義”の弊害;“何から何まで人任せ”という保護者の姿勢 ほか)
1編 子どものスポーツ外傷・障害の基礎知識(外傷と障害;ジュニア期のスポーツ外傷・障害の実態 ほか)
2編 部位別・ジュニア期に起こりやすい外傷・障害(頚椎;肩関節 ほか)
3編 内科的障害(突然死;熱中症 ほか)
著者等紹介
小山郁[コヤマイク]
1960年香川県高松市生まれ。1985年徳島大学医学部卒業。都立府中病院整形外科・リハビリテーション科、講道館ビルクリニック院長を経て、現在こやまクリニック院長。国士舘大学非常勤講師。専門はスポーツ医学、運動生理学、スポーツ外傷・スポーツ・リハビリテーション。大学在学中より空手や柔道に親しむ。柔道3段、空手(佐藤塾)2段。全日本柔道連盟医科学委員、日本体育協会認定スポーツドクター、オリンピック強化スタッフとして、海外で開催される柔道の国際大学などに帯同するほか、日本空手佐藤塾、大道塾、S・A・Wなどの団体リングドクターも務めるなど、多方面で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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