内容説明
スケッチした絵や写真などをトレースし、色鉛筆で色をつけていきましょう。立体感の出し方、質感の出し方、色の作り方など「どのように色をつけるか」という色鉛筆画のコツをわかりやすく解説してあります。さらに、花や雑貨などさまざまな15種類のモチーフを、ポイントレッスン付きでていねいに紹介します。どれも小さな絵なので、初心者にピッタリです。
目次
第1章 色鉛筆画を始めよう(使う色鉛筆;カラーチャート ほか)
第2章 描く前に観察しよう(陰をさがして―立体感を出す;ハイライトに注目―質感を出す ほか)
第3章 描いてみよう(姫りんご;ラフランス ほか)
第4章 ギャラリー(チューリップ;クリスマスブッシュ ほか)
巻末付録
著者等紹介
河合ひとみ[カワイヒトミ]
東京外国語大学ロシヤ語学科卒。大学在学中に独学で色鉛筆画を始める。TBSラジオ深夜放送「パック・イン・ミュージック」の第1回イラストハガキコンテストに入賞したのをきっかけに、本気で描きはじめる。大学卒業後、旧ソ連邦極東船舶公社の日本総代理店に勤務しながら描き続け、退社してフリーに。その後、アジア学生文化協会で10年間英語講師の経験も。現在は絵の仕事ひとすじ。都内で定期的に作品展を開催。色鉛筆細密画教室「アトリエPencil Work」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゅわ
19
【図書館】めちゃくちゃ自己流で絵を描いてるので、基本に戻ろう!と思って手に取りました。「はじめての」のタイトル通り、具体的な写真も豊富で初心者にもわかりやすく解説してあり、道具選びから描く手順等々も網羅…かゆいところに手が届く充実の内容でした。絵を描く!というと、ついつい気を張って“作品”を描きたくなりますが、身近な小さな絵から始める…というスタンスはとても素敵で、ちょっとやってみようかな?という気軽さが良かったです。2014/02/24
かおる
7
丁寧に書き方塗り方を指導してくれます。2012/12/27
rie
2
(出・図書館)河合ひとみさんの作品はとても好み。始めの方だけはじっくり読みした。色鉛筆画はスケッチしたものに直接色を塗るのではなく、トレーシングペーパーやケント紙を使い、トレースという作業をするんだそう。スケッチブックにスケッチしたものは下書き。鉛筆の跡が残ってしまい、色が塗りにくい、鉛筆と色鉛筆が混ざって汚い色になってしまうからだそう。憧れの色鉛筆画だったけれど、完成まで思っていたより時間がかかりそうで、断念…子どもがもう少し大きくなったらまたこの本を参考にして、やってみたい!2013/06/28
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