目次
第1章 漁法から学んだ魚の生態
第2章 木曾三川の伝統漁―魚の生態と漁のテクニック
第3章 漁具―仕掛けと道具
第4章 木曾三川の漁業の変遷
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
尾張こまき
1
長良川、木曽川、揖斐川のいわゆる木曽三川での伝統漁法について、おどす・さそう・自由を奪うという3つの分類に分けて詳しく解説した貴重な記録。・・・ではありますが、川漁についての基礎的な知識がないと、読んだだけではわかりにくいかも。冒頭の鵜飼漁の歴史と、章末の大橋亮一さんへの聞き取りは必読。「息子は川へは行かせない、川が好きになったら困る」なんて、泣けます。筆者は生態学者さんですが、河口堰に関して割と好意的な感想(自画自賛?)がしれっと書いてあって、モヤモヤ。漁の解説の合間に入る、筆者の魚料理の思い出に垂涎。2014/08/03
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