出版社内容情報
“魚の求める魚道づくり”のヒントが満載!
内容説明
全国の魚道を見て歩いて考えた魚の視点から提案する「魚道改善再生」。
目次
序章 魚道見聞録を執筆することになって
第1章 川と私(長良川との出会い―遊覧船に揺られて;落花生屋のハッチャンと“かえどり漁”―一九三九年頃の思い出 ほか)
第2章 魚道設計で知っておきたいこと(魚道タイプについて;魚類の遡上経路と魚道の設置場所;魚道構造について)
第3章 魚道見聞録(昆布川のアイスハーバー型魚道;貫気別川のらせん式魚道 ほか)
第4章 ハイダムに設置された魚道(保存しておきたい泰阜ダムの魚道施設;二風谷ダムに設けられている魚道 ほか)
著者等紹介
和田吉弘[ワダヨシヒロ]
1931(昭和6)年4月28日岐阜市生まれ。1954(昭和29)年岐阜大学学芸学部生物地学科卒業、同大学生物学科助手、名古屋大学医学部(生理学)研究生を経て、岐阜大学教育学部教授、附属小・中学校校長を併任。1995(平成7)年岐阜大学名誉教授。現在、中部学院大学短期大学部副学長。専門は動物生理生態学。岐阜県環境影響評価審査委員会委員。河川環境検討委員会委員、魚がのぼりやすい川づくり推進検討委員会委員、国際魚道会議運営委員会論文審査委員会委員、長良川河口堰モニタリング委員会委員、木曽三川多自然型川づくり検討委員会委員
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