内容説明
構造力学は、土木教育の分野では、最も重要な科目の一つである。それにもかかわらず、学生にとっては何のために構造力学を学んでいるかわからず、実構造物を建設するにあたって、それがどのように役に立つのかわからない、という側面も見逃せない。本書は、何のための構造力学か、それが実社会でどのように役立っているのかを理解しながら、構造力学を学ぶことができるように計画。形式的には、本書は演習書の体裁をとる。
目次
仕事とエネルギー
仕事・エネルギーによる変位と影響線の計算
不静定構造の基礎
不静定構造の計算法(応力法;変位法)
柱の座屈
応用問題
有限要素法